ギャンブルで大負けした!どうすれば立ち直れる?メンタル管理の仕方

注意喚起

2分で20万無くなった」「給料日なのにもうお金がない……」ギャンブルは勝つと大金を得られる反面、負けると大金を失うリスクがあります。

一度に大金を負けてしまうと、あまりのショックでしばらく事実を受け入れられずに苦しくなってしまう方も少なくありません。

そんなあなたに、今回はギャンブルで大負けしたらどうすれば立ち直れるのか、メンタル管理の仕方を伝授させていただきます。勝ちにつながる大事な方法も記載しておりますのでぜひ、最後までご覧ください。

目次

ギャンブルで大金を失った時の感情

空の財布

ギャンブルで大金を失った時、多くの人は冷静でいられません。通常、成人した人が冷静さを欠く瞬間は子供の時よりも圧倒的に減っているはずですが、年齢関係なくギャンブルはお金がかかっています。

ギャンブルで大金を失った時は下記のような感情が起こりえます。

  • 「やらなきゃよかった」
  • 「もっと賭け金を減らしておけばよかった」
  • 「こっちに賭ければよかった」
  • 「もう2度とやらない」
  • 「もうちょっとだったのに」
  • 「当たるまでやってやる」
  • 「なんで自分だけこんな不運なんだ」

多くは、大金を失ってしまった賭けに対する後悔や怒りです。中には、当たるまで続けたい、もうこれで2度とやらないといった感情もあります。

負の感情にどう対処するか?打ち勝つ考え方

怒る男性


先述の気持ちは、全て負の感情です。もし〇〇たら、もし○○ればといった後悔はギャンブルにおいて日常茶飯事ですが、過去を変えられない限りたられば話をしている時間は無駄です。

負の感情に打ち勝つ考え方をご紹介しますので、参考にしてください。

  • ギャンブルはエンターテイメントだ
  • 大金を失ったことを誰かに話す
  • 今大金を失ってよかったと思う
  • 少し続けて、当たったところでやめる

1つずつ解説していきます。

ギャンブルはエンターテイメントだ

一般的にギャンブルは、お金を稼ぐ手段ではありません。

パチンコはパチンコ屋が儲かるために、競馬やボートレースなどの公営競技は国が儲かるために存在します。

つまり、ギャンブルは娯楽でありお客さんが儲かり続けることはありません。ギャンブルという娯楽にどれだけのお金を出すか決めるのはお客さん自身であり、仮にどれだけ負けようが自己責任です。

映画や遊園地、キャバクラやガールズバーなどどの娯楽施設に行ってもお金が掛かります。多少お金を多く使ってしまっても、後悔しすぎることはほとんどないでしょう。ギャンブルも、同様にお金がかかる娯楽だと改めて認識することで、後悔の感情を無くすことが出来ます。

大金を失ったことを誰かに話す

大金を失うと後悔と怒りの感情でコントロールが効かなくなってしまう人も多いです。そんな人は、誰かに事の顛末を話すといいでしょう。

今は電話やラインなど様々な情報伝達手段があります。最悪、SNSで発信することも出来ます。

話し相手は、ギャンブル仲間がベストです。同様の経験をして辛い思いを共有することが出来ます。ギャンブル仲間ではなくても、誰かに話すことでいったん冷静になり、感情を落ち着けることが可能です。

今大金を失ってよかったと思う

ギャンブルを長く続けていると、多かれ少なかれ負け続けたり大きく負ける瞬間がやってきます。それは、プロギャンブラーでも同様の事が言えます。

大金を負けて後悔しても、失ったお金は戻ってきません。後悔するくらいなら、むしろ今大金を負けたことで今後それ以上負けることはないだろうと思った方がいいでしょう。

ギャンブル中毒の人が、ギャンブル依存を卒業できた理由に一度に大金を失うものがあります。だらだら何十年とこの先遊んで何百万何千万というお金を失うより、今日の数十万の負けの方が圧倒的に得をしているという考えも出来るのです。

少し続けて、当たったところでやめる

人間の心理として、失ったお金を取り戻したくなるという感情があります。仮に、100万円勝った後10万円賭けて負けると、トータルでは90万円勝っているのに10万円負けたということに執着してしまうのです。

この考え方がギャンブルの胴元が勝ち続ける理由の一つで、一番儲かったところでやめたいという心理を克服しなければいけません。

克服する1つの方法としては、大金を負けた後に金額を落として少し続けて、勝ったところでやめるというものがあります。

例えば、10万円負けた後すぐ終われば10万円の負けが確定します。当然、一番負けたところで終わるため、後悔の感情は大きい事でしょう。しかし、この後少し続け、1万円勝ったら9万円の負けで終わります。

この時、10万円負けから見れば1万円勝っています。事実としては9万円負けていますが、一番近い過去の1万円勝ったことが先行しますので、1万円勝ちの嬉しい感情9万円負けの辛い感情が相殺されて冷静になることが出来ます。

人間の心理を逆手にとって、冷静になりましょう。

大負けした後のギャンブルはどうする?心がけておくべきこと3

苦しむ男性

大負けした後に、その金額を取り戻そうとすると必然と賭け金が上がったり無謀な高配当狙いに走ってしまう可能性があります。

そうならないために、大負け後のギャンブルで心がけておくべきことを3つご紹介します。

  • 収支を1度リセットして立て直す
  • 的中しやすい賭け式を選ぶ
  • 予算と時間を決める

上から順番に解説していきます。

収支を1度リセットして立て直す

ギャンブルをやっている人は、収支表をつけている人も多いですが、大金を負けた時の収支を見るとどうしても取り戻したくなる感情が湧いてきてしまいます。

それを防ぐために、一度大金を失った日を境に収支をリセットしましょう。賭け金を上げることなく、マイペースで収支を立て直すことが出来ます。

的中しやすい賭け式を選ぶ

競馬であれば3連単や馬単といった的中率が低い賭け式。カジノのルーレットであれば1点賭けなどのインサイドベット。スロットであればハイボラティリティなどハイリスクハイリターンの賭け式は当たった時に高配当な反面高確率で外し続けます。

大金を負けた後は勝ち癖を取り戻すためにも、的中しやすいローリスクローリターンの賭け式を選ぶといいでしょう。

競馬であれば、複勝やワイド。ルーレットであれば、赤黒などのイーブンベット。スロットであればローボラティリティの台を選んでください。

注意点として、ローリスクローリターンの賭け式は利益が少ないため賭け金が吊り上がる傾向にあります。賭け金を抑えるように気をつけましょう。

予算と時間を決める

ギャンブルは大数の法則により、長く遊べば遊ぶほど負けやすいです。当然、賭け金が2倍になれば負ける金額も2倍になるので、賭け金が少ない方が負ける金額は押さえることが出来ます。

言い換えると予算をあらかじめ決めておき、遊ぶ時間も同様に決めておくことで、大負けするリスクを軽減することが出来るという事です。

特に、ギャンブルは失ったお金は働いたり勝つことで取り戻せるかもしれませんが、使った時間は返ってきません。ギャンブルに使った時間を他の大切なことに使うべきだったと後悔する前に、対策しましょう。

なぜギャンブルで大金を負けるのか?仕組みを解説

悩む女性

ギャンブルで一度に大金を失ってしまうのは自己責任とは言いますが、実はギャンブルには必然的に大金を失ってしまうからくりが存在します。

その仕組みは、主に以下の3つが上げられます。

  • 勝っても負けても続けてしまい、賭け金が増える
  • ギャンブル中毒になりやすいように出来ている
  • 負けに底あり勝ちに天井無し

1つずつ詳しく解説します。

勝っても負けても続けてしまい、賭け金が増える

ギャンブルは、勝つと次もまた勝てるだろうと思いまた続けてしまいます。負けた時はどうでしょうか。

不思議なことに、負けた時もまた、今度こそ勝てるだろうと続けてしまうのです。

賭け金に関しては、勝った時は「もっと賭けておけばよかった」と次の賭け金が上がり、負けた時は「負けを取り戻さないと」と賭け金を上げたくなる感情が芽生えます。

ギャンブルを続けている以上負け額は増え続けますし、賭け金が上がると負け額は加速度的に増えていきます。そうならないためには、勝っても負けても一定の金額で一定の時間遊ぶことが大事です。

ギャンブル中毒になりやすいように出来ている

ギャンブル依存には気をつけましょう、とギャンブルという娯楽を提供する側は言いますが、全てのギャンブルは中毒になりやすいようにできています。

例えば、パチンコパチスロは大当りや大量上乗せが起きた時、けたたましい音と光がドーパミンの分泌を促します。ドーパミンは、脳内麻薬と呼ばれる幸せホルモンで、1度経験するとどんどん癖になっていきます。

音や光が流れるとお金が増えるという思考回路が出来上がってしまい、それを求めてやり続けてしまうのです。

カジノのスロットも、フリースピンやビッグウインが起こるとベルの音が鳴り響き、プレイヤーを祝福します。実際には、プレイヤーを祝福するものではなく、その音聞きたさにスロットをまた打たせるための仕組みを作っています。

競馬や競輪も、最後ギリギリの戦いになったり、最後の直線が坂道になって逆転が起こりやすくなっているのも中毒しやすくしている要因でしょう。

同じ金額では物足りなくなってしまい、レートを上げないとドーパミンが分泌されなくなってくるという事態にならないよう、くれぐれもドーパミンに支配されないようにしてください。

負けに底あり勝ちに天井無し

パチンコ屋やカジノ、公営競技でお客さんが勝ちすぎて倒産したという話は全くと言っていいほどありません。

これは、ギャンブルのゲームがそもそもハウスエッジ(控除率)によって胴元に対して100%の勝ちが保証されていることにあります。

ギャンブルでお金を増やせることはありますが、勝ちには際限がありません。仮に100万円当てても、その資金をもとに1000万円や1億円を狙うことが出来ます。

しかし、ギャンブルで負けた場合は手持ちが0になるという底が存在します。もちろん、借金や物を売ったりすればすぐにお金が手に入りますが、0より下のマイナスなので論外です。

つまり、ギャンブルで勝とうとすると青天井に挑む無謀な挑戦になり、最終的に0になるため勝ち続けようとするのはもともと無理だということです。

ギャンブルは程よく楽しむもの

ギャンブルは遊びながらお金を増やすことができる魅力的なエンターテイメントです。しかし、その反面使ってはいけない大事なお金や、取り戻せない時間を使ってしまうリスクがあります。

ギャンブルで大負けした時は、後悔してもお金や時間は返ってきません。むしろ、そこで大金を失ったことで今後負けたであろうお金や失ったはずの時間を取り戻せると思いましょう。

ギャンブルで大負けしても、自分が思っている以上に後悔する必要は全くないのです。

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