
ポーカーのテキサスホールデムにおいて、3bet(スリーベット)とは、プレイヤーが他のプレイヤーが行ったレイズ(2bet)に対して、さらにレイズする行為を指します。3betは、相手が強いハンドを持っていることを示すためや、相手をフォールドさせる目的で行われることが多いです。
3betの使い方

3betは以下のような状況で効果的に使われます。
強いハンドを持っている場合
相手が弱いハンドでレイズしている可能性があるため、強いハンドを持っている場合には3betを行い、ポットを大きくしましょう。
ブラフとして
相手が弱いハンドでレイズしている可能性がある場合や、相手がタイトなプレイヤーである場合には、ブラフとして3betを使うことで相手をフォールドさせることができます。
3betのタイミング
3betのタイミングは、以下の要素を考慮して判断しましょう。
相手のプレイスタイル
相手がアグレッシブなプレイヤーであれば、弱いハンドでレイズしている可能性が高いため、3betを行うことで相手を圧倒できます。一方、相手がタイトなプレイヤーであれば、3betは慎重に行いましょう。
自分のポジション
ポジションが良い場合(例:ディーラーボタンやカットオフ)、3betを行うことで相手にプレッシャーを与えることができます。
自分のイメージ
テーブルでアグレッシブなイメージを持っている場合、相手はあなたの3betをブラフと見なす可能性が高いため、3betを活用するチャンスが増えます。逆にタイトなイメージがある場合、3betが強いハンドを示唆していると相手に伝わりやすく、相手がフォールドする可能性が高まります。
3betのサイズ
3betのサイズは、以下のポイントを考慮して決定しましょう。
相手のオリジナルレイズ額
相手のレイズ額に応じて、3betのサイズを調整します。一般的には、相手のレイズ額の2.5倍~4倍程度が適切とされています。
ポットオッズ
3betのサイズが大きいほど、相手にポットオッズが悪くなり、コールするインセンティブが減ります。そのため、相手をフォールドさせたい場合は、大きめの3betを行いましょう。
スタックサイズ
自分と相手のスタックサイズに応じて、3betのサイズを調整することが重要です。スタックが深い場合、大きめの3betが有効であり、スタックが浅い場合は、小さめの3betが効果的です。
3betに対する対策
相手から3betを受けた場合、以下の対策を検討しましょう。
フォールド
3betに対して弱いハンドを持っている場合や、相手がタイトなプレイヤーである場合は、フォールドすることが賢明です。
コール
3betに対して強いハンドを持っている場合や、相手がアグレッシブなプレイヤーである場合は、コールしてポットを競い合いましょう。
4bet(フォーベット)
相手が3betをブラフで行っていると確信が持てる場合や、自分が非常に強いハンドを持っている場合は、4betを行ってさらにポットを大きくしましょう。
3betの練習方法
3betの効果的な使い方やタイミングを身につけるために、以下の練習方法を試してみましょう。
オンラインポーカー
オンラインポーカーは、さまざまなプレイヤーと対戦できるため、3betを練習するのに適しています。また、手軽にプレイできるため、短時間で多くの経験を積むことができます。
フレンドリーゲーム
友人とのポーカーゲームで、3betを積極的に試すことで、その効果や使い方を実感できます。また、友人とのゲームでは、お互いのプレイスタイルや考え方を共有しながら学ぶことができます。
ポーカー解説動画や書籍
プロのプレイヤーが3betをどのように活用しているかを学ぶことで、自分のプレイにも応用できます。解説動画や書籍を参考にしながら、3betの理論や考え方を理解しましょう。
まとめ
ポーカーのテキサスホールデムにおける3betは、戦術的な駆け引きが重要な要素となります。3betの意味や使い方、タイミングを理解し、効果的に活用して勝率をアップさせましょう。また、相手から3betを受けた場合の対策も考慮することで、より堅実なプレイが可能になります。
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