ギャンブルに強い人は弱い人と何が違う?勝ち続けるために必要なこと

注意喚起

カジノゲームをはじめとしたギャンブルでは必ず胴元が勝つような仕組みになっているのはみなさんご存知だと思います。

しかし、プレイヤー全体で負けることは必然ながらプレイヤー全員が負けているわけではありません。

勝って負けてを繰り返して、トータルの負け額が増え続ける人。
勝って負けてを繰り返して、トータルの勝ち額が増え続ける人。

この違いにお気づきでしょうか。
当記事では、勝ち続ける人と負け続ける人の違いについて解説していきます。

目次

ギャンブルで勝ち続ける人の習性

ブラックジャックを楽しむ人


ギャンブルで生活している方を、プロギャンブラーと呼ぶようにプロにはどんな習性があるか解説します。

①感情が一定

ギャンブルで勝ち続ける人は、ギャンブルの勝敗で感情が動かされません。仮に下振れが起こっても、常に同じルーチンを外すことはしません。

プロギャンブラーはお金を稼ぐ手段として投資をしているので、そこに感情によってかけ金が上下するようなことはしないのです。

逆にギャンブルで負け続ける人は、全く逆です。いっときの感情でかけ金が大きく動き、勝った時はその経験がくせになって負け続けるまで自分の資金に合わない賭けを行ってしまうのです。

②ゲームの攻略方法をゲーム前に調べている

ギャンブルで勝ち続けている人は、ゲームをやる前に下調べを欠かしません。

ギャンブルというのは、必勝法があるわけではないことがほとんどですが勝ちに近づける方法は攻略法と呼ばれて存在しているのです。

例えば、宝くじの番号選びの法則を考えるような意味のない行為ではなく、ブラックジャックでカウントが高くなった時に高額ベットをすれば勝ちやすくなることや、ベーシックストラテジーを完璧にこなすためにアクションを暗記するなど数学的な根拠に基づく方法です。

③ヤメ時と勝負時を把握している


ギャンブルは、仮に50:50の勝負だとしても大きく偏ります。

10連続勝ち、10連続負けなんてものは日常茶飯事で実際に経験した方がほとんどだと思います。

このことから言えることは、負け続けたらそろそろ勝つだろうと掛け金を上げるという一般論は大間違いでギャンブルで負け続ける例の典型だということです。マーチンゲール法で成功している人は、世界にどこにもいないことがその証拠です。

逆に、ギャンブルで勝ち続ける人は勝った資金を次回以降の投資に回して雪だるま式に資金を増やしていきます。

④直感や流れを読むなど数学的根拠のない攻略を実践しない

ギャンブルで勝ち続けている人たちはこう来たら、大体こう来ることが多い気がする。赤が続いたから次は黒だ。といった直感や数学的根拠のない攻略を実践しません。

カジノはそのような攻略が一切ゲームに影響しないことが証明されているからこそ、ゲームでプレイヤーの勘がうまく働きすぎて潰れる心配をしなくて済むのです。

人は自分の選択が当たった時に、ドーパミンが分泌されて快感を得る生き物です。その成功体験が、流れや直感を生み出し、オカルトに走ってしまいます。

ギャンブルで負け続ける人は、数学的根拠のないオカルトを実践し、ゲームの勝敗に一喜一憂している人たちです。

⑤1日単位の収支を気にせず、トータルで考えている

コイン


ギャンブルで勝ち続けている人は、その日1日の収支にこだわりません。

例えば、10万円負けていたのが1000円負けまで戻ったらもう1000円以上勝ってチャラにしたいと思う人は多いことでしょう。

プロギャンブラーは、仮にそのような状態でも躊躇なく辞めて損切りすることができます。負け続ける人は、そこから取り返すことも多々あるかとは思いますが、何度も繰り返していると10万円以上負けてしまい大怪我をすることになります。

賭け事には上振れ・下振れがあり、期待値は1日で収束するものではありません。

カジノ側も1ゲームに何億円も賭ける太客が大きく勝って何十億、何百億もの損失が出ることもあるのですが、続けていくうちにトータルで客が負けていくことを知っているので全く気にしないのです。

⑥勝ち負けの理由を把握している

ギャンブルで勝ち続けている人は、なぜ勝ったか負けたかを説明できます。

それは運が悪かったから、ツイてたからというような理由ではありません。資金配分をうまくしていたから負けを減らせた、勝つ確率が高いときに大きく賭けたから勝てたといった数学的根拠に基づくものです。

⑦自己管理で自制ができる

ギャンブルで勝ち続けている人は、自分が決めた規則に従って突き通します。自制が出来ない人は、一時的に規則を決めて簡単に破るので意味がありません。

仮に単勝2倍の60%で勝つ馬に気づいて、負け続ける人は持っている資金を全額投じてしまうことでしょう。負けてしまったら次に同じような状況に気づいたときに投資が出来なくなってしまうことを考えていないのです

ギャンブルで勝ち続けている人は、資金の20%以上は賭けないといったように資金の管理を自分で規則的に守っています。また、下振れに対して精神的なダメージを負わないために損切りラインを決める人もいます。

⑧勝ち負けをいつまでも引っぱらない

あの時はこうしたら勝ったから、昨日は大きく負けたから、というような過去の事象について固執している人は負け続ける人の典型です。

過去の事象はすでに起こったことであり、誰一人として過去を変えることはできません。
特に、負け続ける人の多くは過去の積み重なった負債を取り返そうとしているからずっと負け続けます。

ギャンブルで勝ち続けている人は、負けたことを何とも思わないのです。勝って負けてを繰り返して、トータルで勝つことがわかっているから過去を悔いる必要がないからです。

まとめ

ギャンブルで勝ち続ける人になるには、数学的に強く感情的にならなくなる必要があります。

ギャンブルの胴元は人が感情で流れ直感で予想することを知っているので、逆を突けばいいのです。ギャンブルは基本的にはお金を稼ぐ手段ではないので、無理に勝ち続ける人になる必要はありません。

仮に負け続けても、自分の余裕がある資金でギャンブル自体をエンターテイメントとして楽しんでいる人も勝ち続けていると言えるでしょう。

結局本気でお金を稼ぐなら、甘い考えはすべて捨ててドライにならなければいけません。あなたのギャンブル像にあったプレーを貫いてください。

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